輸入車の修理費用が高くなる理由とは?
輸入車の修理費用が高くなる理由とは?
輸入車の修理費用は高いといわれていますが、高くなってしまう理由にはいったいどのようなものがあるのでしょうか。
一番の理由はやはり取り扱っているお店が限られること、具体的には輸入車を修理できるスタッフや設備が揃っているお店が少ないことです。
これは国産車と設計や作りが異なるのが原因の1つで、輸入車と整備を行うお店の需要と供給の違いも関係しています。
何よりパーツの流通量が限られていますから、日本国内での入手が難しく、時間を掛けて探さなくてはいけないです。
探しても見つからない場合は代理店に問い合わせて本国に確認してもらったり、メーカーに直接問い合わせて送ってもらう必要が出てきます。
このように非常に手間と時間が掛かりますから、費用が高くなるのは当然ですし、何ヶ月も待たされてもおかしくないです。
輸入車はそれ故に何かとコストが発生するので、手間や割高になることを避けたいのであれば、国産車か代理店があってサポートがしっかりしている海外メーカーを選択するのが賢明ではないでしょうか。
輸入車の修理では部品を海外から調達しなければならない
輸入車に乗っている人は万が一の事故などを起こしてしまった場合、必要な部品を海外から調達しなくてはなりません。
日本車に比べ、新車を購入する際にもはるかに高い輸入車は部品も当然高く、修理をする際の工具なども専用で、メンテナンスをする担当のスキルが限定されているので、工賃もとても高いです。
現在も問題になっていますが、車の高機能化などにより半導体不足やサプライチェーンの問題で新車の納車時期が数年待ちの状態の車もあります。
輸入車には性能の良い車もありますが、ほとんどのユーザーはブランド価値を求めていると考えられます。
車の性能自体を考えますと、日本車の方がはるかに勝っているのですが、価値観が異なるのです。
海外から調達しなければならないということは、修理が完了するまでに時間がかかるというデメリットもあります。
費用もかかるので、金銭的に余裕がない人は、輸入車に乗るのではなく品質の良い日本車にのるべきです。